グルーポン、好決算も売り強まる 継続企業の疑義はもはやない=米国株個別
(NY時間14:27)(日本時間03:27)
グルーポン<GRPN> 12.93(-5.24 -28.84%)
共同購入クーポンサイトのグルーポン<GRPN>が急落。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。また、同社は継続企業の前提に関する実質的な疑義はもはやないと述べていた。この疑義の解消は経営陣の主要目標であった。
良好な内容ではあるが、株価は売りが強まっている。株価は11月安値から70%近く上昇しており、材料出尽くし感が出ているのかもしれない。
アナリストは「今回の決算はEBITDAの小幅な上振れを示しており、同社は業績改善と流動性向上を通じて継続企業の問題に対処した」と述べている。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.30ドル(予想:0.12ドル)
・売上高:1.38億ドル(予想:1.37億ドル)
北米:0.99億ドル
海外:0.38億万ドル
・グロスビリング:4.36億ドル
・アクティブ・カスタマー:1650万人
・EBITDA(調整後):2690万ドル(予想:2540万ドル)
【企業概要】
クーポン共同購入サイトにて世界各地のビジネスおよび消費者向けに地域のサービス・観覧・旅行・飲食・ショッピングなどの情報を共有する。またサイトでは割引付きクーポンの販売を行う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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