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ダウ先物は上昇 米PPIはインフレの粘着性を示す=米国株

株式 

米株価指数先物(6月限)(NY時間08:48)(日本時間21:48)
ダウ先物 39672(+151.00 +0.38%)
S&P500 5246.50(+14.00 +0.27%)
ナスダック100先物 18385.00(+56.50 +0.31%)

 米株価指数先物市場でダウ先物、ナスダック100とも上昇。先ほど発表になった2月の米生産者物価指数(PPI)は予想を上回り、今週のCPI同様に根強いインフレを示した。一方、同時刻に発表になった小売売上高は前月比0.6%増に改善。予想は下回ったものの個人消費の底堅さを示していた。

 来週のFOMC前に発表される最後の主要経済指標となったが、今回の結果を受けて短期金融市場では、6月利下げ開始の確率を若干下方修正している。ただ、70%超の確率で推移している状況で、今年の累計の利下げ幅も0.75%ポイントで織り込んでいる状況に変化はない。

 きょうはIT・ハイテク株が時間外で買い戻されているが、前日はマグニフィセント7のうち、アルファベット<GOOG>とアマゾン<AMZN>の2銘柄だけが上昇した。一方、S&Pの主要11セクター中7セクターが上昇し、エネルギーと素材が上げをリードした。なお、エヌビディア<NVDA>は時間外で下落。

 ストラテジストからは「市場はIT・ハイテク株から他のセクターに物色を広げている。マグニフィセント7の物語は有り難いことに終了した」との声も出ていた。中国市場での販売不振とAIに関連したインセンティブ不足で、アップル<AAPL>とテスラ<TSLA>が下落を続けているとも指摘している。

 一方、前日に米下院がTikTokの米国での利用禁止できる法案を可決した。成立まで漕ぎ着けるかは未知数だが、広範なハイテク・セクターと中国関連株の両方に大きな影響を及ぼす可能性がある。なお、ムニューシン前財務長官がTikTokの買収を試みる投資家グループを結成していることを明らかにしていた。

 米住宅建設のレナー<LEN>が決算受け時間外で下落。売上高が予想を下回ったほか、第2四半期の住宅粗利益率を約22.5%と見込んでおり、予想を下回っていることも嫌気されているようだ。

 電気自動車(EV)のフィスカー<FSR>が時間外で急落。前日引け後に破産申請の可能性を支援するため、アドバイザーを採用したと伝わった。

 オンライン証券のロビンフッド・マーケッツ<HOOD>が時間外で大幅高。2月の状況報告を行っており、預かり資産の増加や取引量の急増などポジティブなデータを報告した。

 本日引け後の決算はアドビ<ADBE>が発表予定。

(NY時間08:58)(日本時間21:58)時間外
ロビンフッド<HOOD> 19.00(+1.84 +10.72%)
フィスカー<FSR> 0.19(-0.13 -41.27%)
レナー<LEN> 160.50(-5.00 -3.02%)

アップル<AAPL> 172.05(+0.92 +0.54%)
マイクロソフト<MSFT> 418.18(+3.08 +0.74%)
アマゾン<AMZN> 176.97(+0.41 +0.23%)
アルファベット<GOOG> 141.71(+0.94 +0.67%)
テスラ<TSLA> 169.20(-0.28 -0.17%)
メタ<META> 495.97(+0.40 +0.08%)
エヌビディア<NVDA> 894.18(-14.70 -1.62%)
AMD<AMD> 193.14(-1.65 -0.85%)
イーライリリー<NVDA> 761.00(+3.16 +0.42%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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