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ブロードコムが決算受け下落 半導体の売上高が予想下回る AIは好調も他が弱い=米国株個別

株式 

(NY時間09:37)(日本時間23:37)
ブロードコム<AVGO> 1371.15(-35.86 -2.55%)

 半導体のブロードコム<AVGO>が下落。前日引け後に11-1月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価はネガティブな反応を示している。半導体の売上高が予想を下回った点が嫌気されている模様。AIの需要が後押ししているとしながらも、他の分野の弱さが相殺し、半導体事業の売上高は約74億ドルと期待外れだった。

 その後の会見を受けて、株価は時間外で一旦プラスに転じたものの、再び下げに転じている。タンCEOは、今年のAI投資が堅調に推移するとし、同社の半導体売上高に占めるAI向け割合の見通し従来の25%から35%に引き上げた。

 アナリストは「AI事業の強化はプラス材料だが、その他のチップ事業における最終市場の逆風は悪化の一途を辿っており、他の大半のチップ事業の売上見通しを下方修正している」と評した。

 一方、別のアナリストからは、同社のAI増強とVMウェア買収による追い風は今後、プラス材料になるとの指摘も出ていた。

(11-1月・第1四半期)
・1株利益(調整後):10.99ドル(予想:10.42ドル)
・売上高:119.6億ドル(予想:118.3億ドル)
  半導体:73.9億ドル(予想:77.0億ドル)
  インフラソフトウエア:45.7億ドル(予想:43.3億ドル)
・営業利益(調整後):68.3億ドル(予想:64.6億ドル)
・EBITDA(調整後):71.6億ドル(予想:66.0億ドル)

(通期見通し)
・売上高:約500億ドル
・EBITDA(調整後):約300億ドル

【企業概要】
 半導体とインフラソフトウェアソリューションを設計・開発・供給する。相補型金属酸化膜半導体デバイスと、アナログIII-Vベースの製品に焦点を当てた開発に取り組み、データセンターのネットワーク、ホームコネクティビティ、ブロードバンドアクセス、その他多様な市場向けに製品を提供する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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