クリーブランド連銀総裁、大手銀の資本増強を求める内容を支持=米国株個別
(NY時間14:47)(日本時間04:47)
JPモルガン<JPM> 184.80(+0.42 +0.23%)
シティグループ<C> 55.34(+0.29 +0.53%)
バンカメ<BAC> 34.38(+0.31 +0.90%)
ウェルズ・ファーゴ<WFC> 55.38(+0.66 +1.20%)
ゴールドマン<GS> 386.61(-6.57 -1.67%)
モルガン・スタンレー<MS> 85.90(-0.16 -0.18%)
本日はメスター・クリーブランド連銀総裁の発言が伝わっていたが、FRBと連邦預金保険公社(FDIC)、通貨監督庁(OCC)の3監督機関が7月に公表した「バーゼル3」計画案への支持を改めて表明した。この計画案は大手銀に19%の資本増強を求める内容で、ウォール街から激しい反発を受けている。
問題は政争化しており、民主党は、地銀の破綻が続いたことで規制強化の緊急性が高まったと主張。一方で共和党、および共和党が任命した監督当局者らは、行き過ぎた規制強化であり、融資を損なう恐れがあると反論している。
FRBのバー副議長(銀行監督担当)は昨年、最終的に経済に打撃を与えかねないリスクテークを銀行にさせない規制だとし、この案を擁護。今回、メスタ-総裁もこの見方に同意する姿勢を見せた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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