ウォルマートが決算受け上昇 米既存店売上高が予想上回る ビジオを買収=米国株個別
(NY時間09:37)(日本時間23:37)
ウォルマート<WMT> 180.62(+10.26 +6.02%)
ウォルマート<WMT>が上昇。取引開始前に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、米既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益、売上高も予想を上回った。ただ、ガイダンスでは、25年度通期の1株利益は予想を下回る見通しを示している。同社はまた、配当を年ベースで9%増配するとも発表。
マックミロンCEOは声明で「ホリデーシーズン中で最も来客数のある日にもかかわらず、eコマースの売上高が1000億ドルを突破し、カスタマー・エクスペリエンスの指標が改善されたことで市場シェアを伸ばした」と述べた。
同社はまた、スマートTVメーカーのビジオ<VZIO>の買収も発表。
(11-1月・第4四半期)
・米既存店売上高:3.9%(予想:3.2%)
ウォルマート:4.0%(予想:3.1%)
サムズクラブ:3.1%(予想:3.0%)
・1株利益(調整後):1.80ドル(予想:1.65ドル)
・売上高:1733.9億ドル(予想:1706.6億ドル)
(2-4月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.48~1.56ドル
(通期見通し)
・1株利益:6.70~7.12ドル(予想:7.09ドル)
・売上高:3.0~4.0%増
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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