アレイが決算受け大幅安 通期の売上高見通しを下方修正=米国株個別
(NY時間12:04)
アレイ<ARRY> 14.62(-3.61 -19.79%)
再生可能エネルギー機器のアレイ・テクノロジーズ<ARRY>が大幅安。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想を下回ったものの、1株利益は予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。通期の見通しを嫌気しており、売上高を下方修正したほか、EBITDAの見通しも若干下方修正している。
これを受けて複数のアナリストが目標株価を引き下げた。「同社は広範なプロジェクトの遅れにより、今年3回目の売上高ガイダンス引き下げとなった。そのため、第3四半期のプラス要因が打ち消されている」と述べた。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.21ドル(予想:0.11ドル)
・売上高:3.50億ドル(予想:3.74億ドル)
・粗利益率(調整後):24.9%(予想:22.3%)
・EBITDA(調整後):5740万ドル(予想:4680万ドル)
(通期見通し)
・売上高:15.3~15.8億ドル(従来:16.5~17.3億ドル)(予想:17.0億ドル)
・EBITDA(調整後):2.80~2.90億ドル(従来:2.80~2.95億ドル)(予想:2.90億ドル)
【企業概要】
EPC事業者・太陽光発電開発業者・公益事業者等向けに、太陽エネルギープロジェクトで使用される地上設置システムを販売する。単軸トラッカーと呼ばれるスチールサポート・電気モーター・ギアボックス・電子コントローラーの統合システムにより、太陽電池パネルは常に太陽に対する最適な向きを維持する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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