プラネット・フィットネスが下落 アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ=米国株個別
(NY時間12:36)
プラネット・フィットネス<PLNT> 46.21(-2.29 -4.72%)
フィットネスセンター運営のプラネット・フィットネス<PLNT>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価を従来の70ドルから52ドルに引き下げた。
突然のCEO交代など、同社における一連の急激な変化の後に株価は厳しいものになったと指摘。同社株は年初来で38%超下落している。
アナリストは「ロンドー前CEOの突然の更迭は不安定な経済性と相まって、同社が未来志向のアプローチを完全に受け入れていないことを示す可能性がある」と指摘。ロンドー氏の後任には、同社取締役で元ニューハンプシャー州知事のベンソン氏が暫定的に就任する。正式なCEOはまだ発表されていない。
「ベンソン暫定CEOに対する第1印象は有能で経験豊富な経営者だが、後任の正規のCEO誕生を心待ちにしている」とも語った。また、「フランチャイズ・レベルでのユニット・エコノミクスを改善し、将来のユニット成長を促進することが、新CEOの最初の目標になるはずだ」とも述べている。
「資本調達コストの高騰により、フランチャイズの新規加盟や既存施設の大規模な改装を期待するのは非現実的であろう」とも付け加えた。
【企業概要】
米国内外のフランチャイズ店や直営店で、幅広い年齢層向けのフィットネスセンターを展開する。有酸素運動や、サーキットトレーニング・ウェイトトレーニング用機器を揃え、スタッフトレーナーが少人数のグループで無料フィットネス指導を行う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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