アジア株 中国買いの動き
東京時間17:50現在
香港ハンセン指数 19434.40(+766.25 +4.10%)
中国上海総合指数 3231.52(+67.36 +2.13%)
台湾加権指数 17198.89(+165.28 +0.97%)
韓国総合株価指数 2636.46(+7.93 +0.30%)
豪ASX200指数 7339.67(+33.26 +0.46%)
インドSENSEX30種 66335.19(-49.59 -0.07%)
25日のアジア太平洋株式市場は中国買いの動きが優勢となった。昨日夕方に報じられた中国共産党中央政治局会議で示された国内消費の強化、不動産政策の最適化などの方針を好感するかたちで、不動産株、消費者在・サービス株などの買いが入った。朝から大幅高となった香港株は午後に入っても堅調地合いとなりハンセン指数の上昇幅は一時4%を超え、香港市場でのH株指数(中国本土株指数)は5%を超える上昇となって
いる。
上海総合指数は2%を超える上昇。昨日の中国共産党による不動産支援の方針を受けて、不動産株が5%を超える上昇。保利置業集団、新城控股集団などの不動産株買いが目立った。一般消費財・サービスは3%超の上昇。旅行会社中国旅遊集団、自動車会社長城汽車などの買いが目立った。指数への寄与度上位は時価総額トップの貴州茅壺酒。その他時価総額上位の招商銀行、平安保険、人寿保険なども軒並みの上昇。
香港ハンセン指数は大幅高。中国共産党の不動産支援方針を好感し、昨日は売りが出ていた不動産関連の買いが目立った。不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)が25%超えの大幅高。同業のカントリー・ガーデン・サービスも25%超え。中国海外発展、華潤置地なども大幅高で不動産株の軒並み上昇が午後に入っても続いた。中国上海でも買われている招商銀行、人寿保険なども上昇。その他銘柄では検索大手百度などが強い。
豪ASX200指数は朝から買いが出ている鉱山株を中心とした上昇。鉱山大手フォーテスキューメタルズが4.55%高、BHPグループ、リオ・ティントがともに3%を超える上昇。リチウムのビルバラ・ミネラルズ、アルミニウムなどのサウス32なども大幅高。エネルギー関連の買いも見られ、ウッドサイド・エナジーなどがしっかり。

執筆者 : MINKABU PRESS
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