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【中銀チェック】ECB理事会は0.25%利上げ見通し、注目は会見など

為替 

 27日のECB理事会も、26日NY市場午後(日本時間では同じ27日)に発表される米FOMCと同じく0.25%の利上げが確実視されています。米FOMCは今回の利上げでの打ち止め期待が広がっていますが、ECBに関しては現行が主要金利であるリバースレポ金利で4.00%、実勢に近い中銀預金ファシリティ金利が3.5%と、米国などと比べて低いところに抑えられていることもあり、年内もう一回の利上げが見込まれています。

 ユーロ圏の6月の消費者物価指数は前年比5.5%、コア前年比も同水準です。ピークとなった昨年秋の10%超えからは鈍化してきていますが、米国と比べてもまだ高い水準。またコアに関しては5月の+5.3%から上昇しており、物価の高止まり傾向が見られるだけに、今回の利上げ及びあと一回程度の利上げはありそうな状況です。

 もっとも米国に比べて景気鈍化懸念が強いことがネックになっています。ドイツやオランダといった比較的経済の強い国はともかく、南欧を中心に厳しい状況が見られ、積極的な引き締めのハードルとなっています。短期金利市場では年内あと1回の利上げを88%程度とほとんど織り込んでいますが、9月は一回お休みで10月か12月という見方が強いです。会合後の声明や、ラガルド総裁の会見で今後にどのような姿勢を示してくるのかが注目されます。

MINKABU PRESS 山岡和雅

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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