プログレッシブが決算受け大幅安 保険料の支払いが収入よりも多い＝米国株個別

　自動車保険のプログレッシブ＜PGR＞が大幅安。取引開始前に４－６月期決算（第２四半期）を発表し、正味保険料収入は予想を上回ったものの、１株利益は予想を大きく下回った。また、合算比率が１００％を超えており、保険料の支払いが収入よりも多かったことが示されている。

　アナリストは「年内の同社の収益性は苦しくなり、自己資本利益率（ＲＯＥ）は過去平均を下回るかもしれないが、競合他社がより厳しい状況に追い込まれる中、市場シェアを拡大する体制は整っている」と述べた。

（４－６月・第２四半期）
・1株利益（調整後）：0.40ドル（予想：0.87ドル）
・経常収益：153.6億ドル（予想：151.5億ドル）
　　正味保険料：144.6億ドル（予想：143.5億ドル）
・合算比率：100.4％（予想：97.1％）

（NY時間15:11）
プログレッシブ＜PGR＞　115.53（-16.58　-12.55%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美