3Mが上昇 105億-125億ドルでの和解は予想下回るとの指摘=米国株個別
3M<MMM>が上昇しており、ダウ平均をサポートしている。米大手銀のアナリストが投資判断を「中立」に引き上げた。過フッ素化物質(PFAS)およびポリフッ素化物質(PFAS)汚染に関する飲料水へのクレーム解決に向けた同社の105億-125億ドルでの和解は、バイサイドや法律専門家の予想を下回ったと指摘。歴史的に訴訟リスクのある銘柄は最初の和解発表後に良好なパフォーマンスを示すことが多いという。
また、同社のリストラ計画による業績への恩恵を市場は過小評価しており、2023年及び2024年の予想は保守的と見ているとも指摘。さらに、年後半から来年初頭にかけて予定されているヘルスケア事業のスピンオフにより、企業価値が開放されるはずだとも分析している。
(NY時間14:55)
3M<MMM> 101.55(+4.36 +4.49%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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