続落、米CPIの発表控えて売りが続く=NY原油概況
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=67.12(-3.05 -4.35%)
ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は3.05~3.04ドル安。その他の限月は2.97~0.10ドル安。
米消費者物価指数(CPI)の発表や、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた神経質な雰囲気のなかで売りが強まった。米金融当局者の発言からすると今週のFOMCでは利上げが見送られる公算だが、インフレ圧力の高止まりを受けて年後半は金融引き締めが続く可能性があり、米景気がさらに悪化すると警戒されている。
時間外取引から7月限は下落。通常取引開始後は66.80ドルまで一段安となった。中心限月として5月4日以来の安値を更新。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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