日本4月のコアコアCPIが4%突破、1981年以来の伸び率を記録 インフレ再上昇
日本4月のコアコアCPIが4%突破、1981年以来の伸び率を記録 インフレ再上昇
日本の4月消費者物価指数は総合、コア、コアコアすべて前回から上昇したものの、総合とコアが予想と一致したほか、コアコアは予想を下回った。CPI予想一致を受け円がやや下落している。ドル円は138.50円台から138.68円付近まで買い戻されている。もっとも値動きは限定的。インフレ再上昇を受け、日銀政策早期修正の思惑が広がる可能性も。
4月の消費者物価指数(生鮮食品除くコア)は+3.4%と前回の+3.1%から上昇、総合は+3.5%と前回の+3.2%から上昇した。3カ月ぶりに伸び率が拡大した。コアコアは+4.1%と1981年9月以来の伸び率を記録した。光熱・水道が下落した一方で、依然として食料品価格の上昇が目立ったほか、家具・家事用品、衣類・履物、保健医療、交通・通信、教育、教養娯楽など幅広い項目で上昇した。

執筆者 : MINKABU PRESS
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