反発、米債務上限問題を巡る楽観論が強まる=NY原油概況
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=72.83(+1.97 +2.78%)
ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は1.97~2.05ドル高。その他の限月は0.99~2.16ドル高。
米債務上限の引き上げ問題について、今週末までに合意に至る見通しであることが買い戻しを誘った。米国の債務不履行による景気後退が意識されているものの、今回の米債務上限引き上げを巡る混乱も回避される可能性が高まった。共和党のマッカーシー米下院議長は協議継続の必要性に言及しつつ、「週末までに合意を得ることは可能」との認識を示している。
時間取引で6月限は売り優勢。前日終値水準で上値が抑えられつつ、70.04ドルまで下げた。ただ、下げ一服後は買い戻しが入り、プラス圏に浮上。通常取引開始後は戻りが強まると73.26ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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