反発、来月の米利上げ停止期待は根強い=NY原油概況
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=81.53(+1.79 +2.24%)
ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は1.72~1.79ドル高。その他の限月は0.04ドル安~1.68ドル高。
来月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%利上げを最後に金融引き締めがいったん終了すると期待されていることが相場を押し上げた。12日には3月の米消費者物価指数(CPI)の発表が控えている。来月から主要産油国が自主減産を開始することから、北半球の需要期にかけて需給が引き締まっていくと期待されていることも支援要因。
時間外取引で5月限は堅調に推移した後、売りに押されると79.37ドルまで下落。ただ、通常取引が始まると再び買いが優勢となり、81.59ドルまで上昇した。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。