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ダウ先物は上昇 時間外で銀行株に買い戻し=米国株

株式 

米株価指数先物(6月限)(NY時間08:50)
ダウ先物 32189(+118.00 +0.37%)
S&P500 3960.00(+13.00 +0.33%)
ナスダック100先物 12673.50(+28.75 +0.23%)

 米株価指数先物市場でダウ先物は上昇しており、きょうのNY株式市場は下げ一服で始まりそうだ。金融システムへの不安感が強まっているが、週末にUBSによるクレディスイスの買収が伝わったほか、主要国の中銀による流動性供給強化の発表があったことで、ひとまず市場の不安は一服している。

 スイスの当局はクレディスイスが発行している高利回りの分、弁済順位が最下層の偶発転換社債(CoCo債)として知られる「その他ティア1債(AT1債)」を無価値化すると発表。債権者からは株式よりも弁済順位が低いとして怒りの声が上がっているが、スイス当局は、この決定がクレディスイスの資本増強につながると説明し、民間投資家にも痛みの分担を求めた。

 時間外で、下落していた大手銀行株が買い戻されていることも安心感につながっている模様。欧州市場では大きく下落していたUBS<UBS>も下げを解消している。

 ただ、市場の不安感は根強く、積極的に買い戻しを入れる向きは少ない。「金融システムへの不安は徐々に解消され、株式市場は短期的に反発する可能性はある。しかし、長期的にはさらなる実体経済への不安が予想される」といった声も出ている。

 今週はFOMCが予定されている。今回の件でFRBがどう行動してくるのか確認したいところ。いまのところ、0.25%ポイントの利上げが有力視されているが、据え置きのシナリオも30%程度の確率で見ているようだ。利上げは実施するものの、その先は慎重なアプローチを強調してくるのではとの見方も多い。現地時間の22日午後(日本時間23日深夜3時)に結果が公表される。

(NY時間09:01)時間外
JPモルガン<JPM> 126.60(+0.79 +0.63%)
バンカメ<BAC> 28.11(+0.29 +1.04%)
シティグループ<C> 44.82(+0.57 +1.29%)
ウェルズ・ファーゴ<WFC> 38.10(+0.34 +0.90%)
ゴールドマン<GS> 307.00(+3.46 +1.14%)
モルガン・スタンレー<MS> 84.68(+0.50 +0.59%)

アップル<AAPL> 155.28(+0.28 +0.18%)
マイクロソフト<MSFT> 278.56(-0.87 -0.31%)
アマゾン・ドット・コム<AMZN> 98.63(-0.32 -0.32%)
アルファベット<GOOG> 101.75(-0.71 -0.69%)
テスラ<TSLA> 178.50(-1.63 -0.90%)
メタ・プラットフォームズ<META> 198.10(+2.49 +1.27%)
AMD<AMD> 97.77(-0.07 -0.07%)
エヌビディア<NVDA> 257.84(+0.59 +0.23%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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