ドキュサインが決算受け大幅安 コスト削減分の大半を再投資に回しているとの指摘=米国株個別
電子署名のドキュサイン<DOCU>が大幅安。前日引け後に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ビリング(未収請求を考慮した売上高)も予想を上回っている。ただ、株価は冴えない反応。ビリングのガイダンスを嫌気している模様。第1四半期は予想を下回っていた。
アナリストは、第4四半期の業績は好調だったものの、コスト削減分の大半を再投資に回していると指摘。投資家は24年度の利益がある程度押し上がると予想していたが、ガイダンスでは、コスト削減分を研究開発に再投資していると考えられると述べている。
(11-1月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.65ドル(予想:0.52ドル)
・売上高:6.60億ドル(予想:6.39億ドル)
サブスク:6.44億ドル(予想:6.26億ドル)
・粗利益率(調整後):83.0%(予想:82.5%)
・ビリング:7.39億ドル(予想:6.99億ドル)
・FCF:1.13億ドル(予想:1.10億ドル)
(2-4月・第1四半期見通し)
・売上高:6.39~6.43億ドル(予想:6.41億ドル)
サブスク:6.25~6.29億ドル(予想:6.25億ドル)
・ビリング:6.15~6.25億ドル(予想:6.25億ドル)
(通期見通し)
・売上高:27.0~27.1億ドル(予想:27.0億ドル)
サブスク:26.3~26.5億ドル(予想:26.2億ドル)
・ビリング:27.1~27.3億ドル(予想:27.2億ドル)
(NY時間10:15)
ドキュサイン<DOCU> 52.02(-12.39 -19.24%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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