アップスタートが決算受け時間外で5%下落=米国株個別
人工知能(AI)を使った融資プラットフォームを手掛けるフィンテックのアップスタート<UPST>が引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株損益は赤字だったものの予想ほどではなかったほか、EBITDAの赤字も予想ほど膨らまなかった。経常収益は予想を上回っている。ただ、第1四半期のEBITDA見通しは予想以上の赤字を見込んだほか、経常収益の見通しも予想を下回った。
決算を受け時間外で株価は5%下落。
(10-12月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-0.25ドル(予想:-0.48ドル)
・経常収益:1.47億ドル(予想:1.34億ドル)
・粗利益率(調整後):60.4%(予想:61.6%)
・EBITDA(調整後):-1660万ドル(予想:-3730万ドル)
・EBITDAマージン:-11%(予想:-28.3%)
(1-3月・第1四半期見通し)
・経常収益:約1.00億ドル(予想:1.58億ドル)
・EBITDA(調整後):-7000万ドル(予想:-1290万ドル)
(NY時間17:22)時間外
アップスタート<UPST> 15.90(-0.95 -5.64%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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