続伸、ゼロコロナ後の中国の需要回復を期待=NY原油概況
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=81.64(+1.03 +1.27%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.98~1.03ドル高。その他の限月は0.26ドル安~1.04ドル高。
中国の需要回復見通しが相場を引き続き押し上げた。ゼロコロナ政策が終了した後のコロナの大流行を経て、中国経済は正常化し石油需要が回復すると期待されている。再来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げペースが0.25%までさらに減速すると想定されていることも支援要因。市場参加者は利上げペースの減速後の利上げ停止を視野に入れており、米経済の軟着陸期待が高まっている。
時間外取引で3月限はしっかりと推移したものの、通常取引開始後は売りに押され79.91ドルまで軟化。ただ、マイナス圏での推移は一時的。買いが優勢になると81.91ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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