テスラ、インドネシアでの工場設立で暫定合意に近いと伝わる=米国株個別
きょうのテスラ<TSLA>は買い戻しが膨らんでおり、一時125ドル台まで回復する場面も見られた。世界的なリセッション(景気後退)への警戒感から、同社に対するネガティブな見方も増えつつある中、今年に入って100ドル割れを試しそうな気配も見せていた。しかし、IT・ハイテク株全般に見直し買いが強まる中、同社株も買い戻しが入っている。
同社はきょう、インドネシアでの工場設立に関して同国との暫定的な合意に近づいていると伝わっている。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。生産能力は年間で最大100万台だという。
同社は世界中全ての工場の生産能力を同水準に到達させるという目標を掲げている。今回の協議にはインドネシア国内における複数の施設に関する計画が含まれるという。そうした施設は、生産やサプライチェーンなど全般において機能を果たす。ただ合意書への署名はまだ行われておらず、破談になる可能性もなお残されているという。
インドネシアのバフリル投資相は、テスラとの合意の可能性に関する質問に対し、同社との協議は海事・投資の調整を行う省庁が中心となり進められていると回答。
(NY時間10:41)
テスラ<TSLA> 123.30(+4.45 +3.74%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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