セールスフォース、従業員の約10%を削減へ=米国株個別
セールスフォース<CRM>が上昇しており、ダウ平均をサポートしている。取引開始前に事業再編の一環として、全従業員の約10%の人員削減が伝わった。これに伴い11-1月期(第4四半期)に8億-10億ドルの特別損失を計上するという。
また、従業員の異動、退職金、従業員給付、株式報酬に関連する費用として10億-14億ドル、オフィススペース縮小に関連する撤退費用として4.5億-6.0億ドルの特別損失を今後計上する可能性も示した。
従業員再編に関連する措置は24年度末(24年1月期)までに、不動産再編に関連する措置は26年度に完了する見込みだという。
同社のCEOは従業員宛ての書簡で、「パンデミックにより収益が加速し、多くの従業員を採用し、現在直面しているこの不況に繋がった。その責めは私にある」とコメントした。
米国では影響を受ける従業員に対し、最低でも5カ月分の給与、健康保険、キャリア・リソース、その他移行に必要な手当を支給する予定だと発表している。
(NY時間09:33)
セールスフォース<CRM> 139.10(+4.32 +3.21%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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