下落、景気悪化による需要低迷を警戒=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=78.96(-0.57 -0.72%)
ニューヨーク原油の期近は下落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.57~0.56ドル安。その他の限月は0.55ドル安~0.61ドル高。
来年以降の景気悪化見通しが相場を押し下げた。米連邦準備制度理事会(FRB)など主要国の中銀が金融引き締めを継続し、需要を圧迫するとみられている。ただ、中国の需要回復は下支え要因。中国はコロナの感染症分類を引き下げ、入国者の検疫を撤廃するなど経済活動の正常化を前進させている。
時間外取引で2月限は軟調。通常取引開始後は77.30ドルまで下げ幅を拡大した。ただ、売り一巡後は安値から切り返して引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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