トランプ関連銘柄が下落 次期大統領選への立候補を正式に表明=米国株個別
特別買収目的会社(SPAC)のデジタル・ワールド・アクイジション(DWAC)<DWAC>や、モバイル向けプラットフォームを手掛けるファンウェア<PHUN>といったトランプ関連銘柄が下落。トランプ前大統領がきのう、南部フロリダ州で演説し、2024年の次期大統領選への立候補を正式に表明した。
DWACはトランプ氏のメディア企業の株式公開を支援しており、今回の出馬表明で機会が膨らむと期待されている。浮動株に対する売り残比率も14%まで膨らんでおり、ショートカバーを誘発しやすい状況でもある。ファンウェアはトランプ氏の再選キャンペーンを手掛ける。
しかし、株価は冴えない反応。トランプ氏の立候補表明は事前に予想されていたことでもあり、共和党内からも異論が出ていることから、ひとまず材料出尽くし感が出ているのかもしれない。
(NY時間09:50)
デジタル・ワールド<DWAC> 23.48(-1.89 -7.44%)
ファンウェア<PHUN> 1.27(-0.14 -9.93%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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