インテルが決算受け時間外で6%の上昇=米国株個別
インテル<INTC>が引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益が予想を大きく上回った。
ただ、ガイダンスでは第4四半期も通期も予想を大きく下回る見通しを示している。コンピューターの需要低迷が想定以上に長引いていることを認めた格好となった。下降局面は続いており、同社は既に積極的に進めている経費削減の取り組みをさらに強化する方針を示した。
決算受け時間外で株価は6%の上昇。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.59ドル(予想:0.33ドル)
・売上高:153億ドル(予想:154億ドル)
・粗利益率(調整後):45.9%(予想:46.4%)
・営業利益率(調整後):10.8%(予想:10.4%)
(10-12月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):約0.20ドル(予想:0.66ドル)
・売上高:140~150億ドル(予想:163億ドル)
・粗利益率(調整後):約45%(予想:50.2%)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):1.95ドル(従来:2.30ドル)(予想:2.19ドル)
・売上高:630~640億ドル(従来:650~680億ドル)(予想:656億ドル)
・粗利益率(調整後):47.5%(予想:48.9%)
(NY時間17:06)時間外
インテル<INTC> 27.92(+1.65 +6.28%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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