ベイル・リゾーツが決算受け逆行高 通期EBITDAが予想上回る=米国株個別
スキー、ゴルフといった山岳リゾートのベイル・リゾーツ<MTN>が逆行高。前日引け後に5-7月期決算(第4四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、1株損益の赤字が予想ほど膨らまなかった。23年度の通期ガイダンスも公表しており、予想を上回るEBITDA見通しを示している。
また、9月23日までの北米のスキーシーズン券の売上高は数量ベースで前年比約6%、金額ベースで約7%増加したことも明らかにした。
アナリストからも前向きなコメントが聞かれ、「シーズンパスの売上高は、せいぜい横ばいと見ていたことから、予想を上回ったことは驚きだった。5月31日時点よりは減速しているものの、それについては同社が値上げを勤労感謝の日からメモリアルデーに3カ月前倒ししていたので、減速は予想されていた」と述べている。
(5-7月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-2.70ドル(予想:-2.91ドル)
・売上高:2.67億ドル(予想:2.63億ドル)
・EBITDA(調整後):-6420万ドル(予想:-6310万ドル)
・スキー客数:102万人(予想:80.7万人)
・チケット価格:58.48ドル(予想:56.58ドル)
(通期見通し)
・EBITDA(調整後):8.90~9.50億ドル(予想:9.08億ドル)
(NY時間13:37)
ベイル・リゾーツ<MTN> 215.82(+5.53 +2.63%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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