ダナハーが上昇 来年末のEAS部門の分離独立を表明=米国株個別
医療機器のダナハー<DHR>が上昇。同社は前日引け後に、環境・応用ソリューション(EAS)部門を分離し、独立した上場企業を設立する意向を発表した。2023年の10-12月期に分離完了を目指し、EAS部門は非課税取引で独立した上場企業になるという。新会社のCEOには同社のリーダーシップチームの一員であるハニーカット氏が就任する予定。
アナリストもこのニュースに好意的な反応を見せており、「より合理化された同社は価値を解き放つ可能性がある」と述べている。
同社はまた、7-9月期(第3四半期)のガイダンスも公表し、既存事業売上高の伸びが従来見通しを上回る可能性を示唆したほか、セファイドの呼吸器系検査の売上高見通しを従来の3.25億ドルから5.00億ドル超に上方修正した。
(NY時間10:02)
ダナハー<DHR> 291.00(+9.27 +3.29%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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