スターバックスが上昇 今後3年間の見通しを上方修正=米国株個別
スターバックス<SBUX>が上昇。今後3年間の売上高・利益見通しを上方修正した。急速な事業拡大と中国市場の回復が業績を押し上げるという。
今後3会計年度に渡り、1株利益が年15-20%増加すると予想。既存店売上高も7-9%の伸びを見込んでいる。また、向こう3年間で計200億ドルの株主還元策を計画しているという。
同社のルジェリCFOが前日に開催した投資家向けイベントで新たな目標を表明。値上げのほか、モバイルやオンライン注文といったデジタル機能の向上も伸び加速に寄与するという。
さらに、2024年度に自社株買いを再開することも明らかにした。同社は創業者のシュルツ氏が暫定CEOとしてトップに復帰した後、直ちに自社株買いプログラムを停止していた。
また、北米市場のてこ入れに新たに4.5億ドルを投じ、25年までに米国内に2000の新店舗を設ける計画。
(NY時間09:45)
スターバックス<SBUX> 92.13(+4.29 +4.88%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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