レント・ザ・ランウェイが３０％の大幅安 会員数が予想下回る＝米国株個別

　アパレルのレンタルを手掛けるレント・ザ・ランウェイ＜RENT＞が３０％の大幅安。前日引け後に５－７月期決算（第２四半期）を発表し、売上高は予想を上回ったものの、会員数が予想を下回った。ガイダンスも公表しており、通期の売上高見通しを下方修正している。

　同社は全社員の約２４％の人員削減を含むリストラ計画を発表。年２５００万－２７００万ドルのコスト削減を見込んでいる。それにより、通期の調整後ＥＢＩＴＤＡマージンの見通しを上方修正し、自己資金調達のスケジュールを早めるとしている。計画は第４四半期末までに完了する見込み。

　アナリストは会員数のトレンドの不安定さに言及した一方、８月と９月のリバウンドには励まされるとも指摘していた。

（５－７月・第２四半期）
・1株損益（調整後）：-0.49ドル（予想：-0.65ドル）
・売上高：7650万ドル（予想：7340万ドル）
・EBITDA（調整後）：180万ドル（予想：-336万ドル）
・アクティブ会員数：12万4131人（予想：14万3691人）

（８－１０月・第３四半期見通し）
・売上高：7200～7400万ドル（予想：7950万ドル）
・EBITDAマージン（調整後）：1～3％

（通期見通し）
・売上高：2.85～2.90億ドル（従来：2.95～3.05億ドル）（予想：3.05億ドル）
・EBITDAマージン（調整後）：-2～0％（従来：-5～-6％）

（NY時間09:59）
レント・ザ・ランウェイ＜RENT＞　3.42（-1.51　-30.63%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美