プラネット・ラブズが決算受け大幅高 長期契約の顧客の利用が前提を上回る=米国株個別
衛星画像のプラネット・ラブズ<PL>が大幅高。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、EBITDAは赤字だったものの予想ほどではなかった。ガイダンスも公表しており、通期の売上高および粗利益率の見通しを上方修正している。
地理空間資産に関する長期契約の顧客の利用が社内の前提を上回った。アナリストからは、「年明け早々の好調な利用状況は、明らかに地理空間データの価値を示すポジティブな指標であり、下期における契約の早期更新や延長の可能性に道を開くものだ」とのコメントが聞かれた。しかし、同社はまだその可能性をガイダンスに織り込んでいないという。
(5-7月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-0.15ドル(予想:-0.13ドル)
・売上高:4850万ドル(予想:4230万ドル)
・EBITDA(調整後):-1050万ドル(予想:-1720万ドル)
(8-10月・第3四半期見通し)
・売上高:4500~4800万ドル(予想:4660万ドル)
・粗利益率(調整後):47~49%
・EBITDA(調整後):-2000~-2200万ドル(予想:-1520万ドル)
(通期見通し)
・売上高:1.82~1.90億ドル(従来:1.77~1.87億ドル)(予想:1.82億ドル)
・粗利益率(調整後):49~51%(従来:47~49%)
・EBITDA(調整後):-6000~-6800万ドル(従来:-6000~-7000万ドル)(予想:-6530万ドル)
(NY時間09:52)
プラネット・ラブズ<PL> 6.19(+0.77 +14.21%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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