3Dシステムズが決算受け大幅安 通期の売上高見通し下方修正=米国株個別
3Dプリンターの3Dシステムズ<DDD>が大幅安。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株損益の赤字が予想以上なことや、売上高も予想を下回った。通期見通しも公表しており、売上高を下方修正した。
アナリストは「売上高の成長は達成したが、サプライチェーン問題と欧州での需要の軟化のため、前四半期からは減速した」と述べている。「長期的な投資ケースにはまだ強気だが、投資家は成長のスピードアップと利益拡大を望んでおり、株価はある程度の証拠を求めている状況に変わりはない」とも述べた。
(4-6月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-0.07ドル(予想:-0.01ドル)
・売上高:1.40億ドル(予想:1.47億ドル)
製品:1.03億ドル(予想:1.12億ドル)
サービス:0.36億ドル(予想:0.35億ドル)
・粗利益率(調整後):38.1%(予想:41.2%)
・EBITDA(調整後):-260万ドル(予想:+813万ドル)
(通期見通し)
・売上高:5.30~5.70億ドル(従来:5.80~6.25億ドル)(予想:5.96億ドル)
・粗利益率(調整後):39~41%(従来:40~43%)(予想:41.5%)
(NY時間10:43)
3Dシステムズ<DDD> 11.54(-1.70 -12.84%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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