住宅建設株が堅調 米住宅ローン金利が5%を割り込む=米国株個別
KBホーム<KBH>やレナー<LEN>といった住宅建設株が堅調に推移している。市場がリセッション(景気後退)への懸念を高める中、米国債市場で長期金利が急低下している。それに伴って住宅ローン金利も低下しており、ほぼ4カ月ぶりに5%を下回った。
フレディマック(米連邦住宅貸付抵当公社)の発表によると、30年物固定金利は平均4.99%と、前週の5.30%から低下している。これは4月初旬以来の低水準で、週間ベースの下げとしては7月初旬以来の大幅な下げとなった。
フレディマックは「インフレ圧力と経済成長の明確な減速との綱引きを要因に、住宅ローン金利は不安定な動きが続いている」と指摘。「インフレなどの要因を取り巻く高い不確実性を背景に、金利の不安定な動きは続く可能性が高い。RBが現在の経済環境を切り抜けようと努める中では特にそうだ」とも述べた。
(NY時間12:43)
KBホーム<KBH> 32.03(+0.92 +2.94%)
レナー<LEN> 85.03(+2.47 +2.99%)
DRホートン<DHI> 76.45(+2.23 +3.00%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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