アップル、サブスク型ビジネスモデルへの転向なら時価総額3兆ドル超との分析も=米国株個別
きょうもIT・ハイテク株への買いが続く中で、アップル<AAPL>が3日続伸している。一時マイナスに転じる場面も見られたもののプラス圏に浮上。
アナリストからは、アップルがサブスク型ビジネスモデルへ転向した場合、時価総額3兆ドル超への明確な道筋を生み出すとの指摘も出ている。ブルームバーグが伝えた。
市場は同社をハードウエア企業としてなお評価する傾向があるが、サービスからの経常収益を考慮した生涯価値(LTV)に基づくアプローチへのシフトは、1株200ドルを上回る水準への長期的な上昇、あるいは時価総額3兆ドル超を示唆しているという。
アップルのビジネスモデルはハードウエアの出荷の伸びを最大限にするものから、インストールベースの収益を最大限にするものに移行していると分析。アップルがサービス売上高やユーザーベースに関する開示を増やし、アイフォーン台数の報告から遠ざかりつつあることは、こうしたシフトを示していると付け加えた。
(NY時間13:00)
アップル<AAPL> 155.16(+2.12 +1.39%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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