アナリストが大手IT企業全般の業績見通しを引き下げ=米国株個別
米大手証券のアナリストが大手IT企業全般の業績見通しを引き下げた。マクロ環境の圧力、ドル高、企業固有の力学などを理由に挙げている。特に、アルファベット<GOOG>やメタ<META>、スナップ<SNAP>といった収益をオンライン広告に依存する企業の業績予想を下方修正した。
インターネット・セクターは持続的な成長を続けているが、2008-09年に比べると遥かに成熟しており、同セクターのマクロ環境の圧力を相殺できる能力は、より限定的になっているという。
一方、eコマース関連については、消費低迷の影響を受ける可能性はあるものの、低価格や豊富な品揃え、迅速な配送により、不況下でも堅調を維持するという。特にアマゾンは今後も市場シェアを拡大するはずだと指摘している。
(NY時間09:44)
アマゾン<AMZN> 107.63(+0.23 +0.21%)
アルファベットC<GOOG> 2239.79(-11.64 -0.52%)
メタ・プラットフォームズ<META> 160.92(+0.24 +0.15%)
ツイッター<TWTR> 38.28(-0.51 -1.31%)
スナップ<SNAP> 13.42(-0.31 -2.26%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。