金属相場下落でフリーポートやアルコアといった鉱山株が安値更新=米国株個別
フリーポート・マクモラン<FCX>やアルコア<AA>といった鉱山株が安値を更新。コモディティ市場で銅やアルミなど金属相場への売りが強まっており、株式市場でも関連株が下落している。高インフレ抑制に向けた各国中銀による積極引き締めの動きが強まる中、市場ではリセッション(景気後退)への警戒感が強まっている。金属の最大消費国である中国がロックダウンで経済が圧迫されていることも、その動きに拍車をかけている模様。
銅価格は21年3月以来の安値、鉛は21年4月以来の安値、アルミも21年7月以来の安値を更新している。それに伴ってフリーポート・マクモランは一時31.51ドルまで下落し、21年10月以来の安値を更新しているほか、アルコアも一時47.47ドルまで下落し、12月以来の安値を更新している。
(NY時間10:45)
フリーポート<FCX> 31.87(-2.16 -6.35%)
アルコア<AA> 48.84(-1.24 -2.48%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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