モルガン・スタンレーのゴーマンCEO、米景気後退のリスクは50%以上=米国株
NY株式13日(NY時間14:06)
ダウ平均 30704.77(-688.02 -2.19%)
ナスダック 10923.19(-416.83 -3.68%)
CME日経平均先物 26575(大証終比:-265 -1.00%)
NY時間の後半になってダウ平均は下げ渋る動きが出ているものの、本日も下げが加速しており、一時900ドル近く下げ幅を拡大する場面も見られた。先週の米消費者物価指数(CPI)を受けて、FRBの積極利上げへ期待が更に強まっており、それと伴に市場はリセッション(景気後退)への警戒感も強めている。
モルガン・スタンレー<MS>のゴーマンCEOがきょう、コンファレンスに出席し、米景気後退のリスクを50%以上と見ていると述べた。「今回のインフレは一過性のものではなく、FRBが予想よりも早く動かなければならないのは必然だ」と述べたうえで、「景気後退のリスクは十分にあった。以前は30%程度と見ていたが、100%とは言わないまでも、恐らく50%以上だろう」と述べている。
同CEOはまた、「弊社には強力な流動性と資本があり、信用度も高い。そのような中でむしろ、データの安定性や、サイバーおよび業務リスクなど、非財務リスクにより重点を置いている」と指摘した。非財務リスクの影響により、一部の金融機関は致命的なダメージを受ける可能性があるという。
モルガン・スタンレー<MS> 75.56(-1.84 -2.38%)
アップル<AAPL> 133.72(-3.41 -2.49%)
マイクロソフト<MSFT> 245.10(-7.89 -3.12%)
アマゾン<AMZN> 104.27(-5.38 -4.91%)
アルファベットC<GOOG> 2163.28(-65.27 -2.93%)
テスラ<TSLA> 654.00(-42.69 -6.13%)
メタ・プラットフォームズ<META> 167.52(-8.05 -4.59%)
AMD<AMD> 88.62(-6.20 -6.54%)
エヌビディア<NVDA> 159.17(-10.57 -6.23%)
ツイッター<TWTR> 37.34(-1.65 -4.22%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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