ビクトリアズ・シークレットが決算受け上昇 肯定的な見方が相次ぐ＝米国株個別

　女性向けランジェリーのビクトリアズ・シークレット＜VSCO＞が上昇。前日引け後に２－４月期決算（第１四半期）を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、１株利益が予想を上回ったことが好感されている。

　アナリストは「厳しいマクロ環境にもかかわらず、同社の再建は順調だ」と述べた。また、別のアナリストは、「小売業が憂うつにある中で、今回の決算は大きな勝利」と述べるなど肯定的な見方が相次いでいる。

　ガイダンスはまちまちの内容で懐疑論者もいるかもしれないが、外部環境の悪化にもかかわらず、ブランド再建が順調であることを示しているという。

（２－４月・第１四半期）
・既存店売上高：-8％
　　店舗での既存店売上高：-3％
・1株利益（調整後）：1.11ドル（予想：0.84ドル）
・売上高：14.8億ドル（予想：14.8億ドル）
・営業利益：0.94億ドル（予想：0.97億ドル）

（５－７月・第２四半期見通し）
・1株利益（調整後）：0.95～1.25ドル（予想：1.21ドル）
・売上高：1桁台前半のマイナス～1桁台前半のプラス
・営業利益：1.25～1.55億ドル（予想：1.54億ドル）

（NY時間10:30）
ビクトリアズ・シークレット＜VSCO＞　43.89（+2.68　+6.50%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美