トゥイリオ、粗利益率を好感も株価軟調＝米国株個別

　クラウド電話ＡＰＩのトゥイリオ＜TWLO＞が前日引け後に１－３月期決算（第１四半期）を発表し、１株損益は赤字予想に対してゼロとなった。売上高も予想を上回っている。ただ、第２四半期のガイダンスについては予想を下回る見通しを示していた。

　アナリストからは粗利益率のパフォーマンスとガイダンスの再提示が励みになったとの指摘が出ている。一方で売上高はもっと欲しいとも述べていた。全体として中弛みした四半期となったが、見通しは安定しているとしている。

　ただ、株価は上昇して始まったものの、直ぐに下げに転じている。全体相場の雰囲気に流されているようだ。

（１－３月・第１四半期）
・1株損益（調整後）：0ドル（予想：-0.22ドル）
・粗利益率：53％（予想：51.8％）
・売上高：8.75億ドル（予想：8.64億ドル）
・稼働アカウント数：26万8000件（予想：26万3968件）

（４－６月・第２四半期見通し）
・1株損益（調整後）：-0.20～-0.23ドル（予想：-0.14ドル）
・売上高：9.12～9.22億ドル（予想：9.18億ドル）

（NY時間10:21）
トゥイリオ＜TWLO＞　116.71（-1.77　-1.49%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美