イーベイが決算受け時間外で6%下落=米国株個別
イーベイ<EBAY>が引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表しており、1株利益、営業収益とも予想を上回った。ただ、予想を下回るガイダンスを示しており、通期の1株利益および売上高の見通しも下方修正している。パンデミック時のピークからの下落を加速させた。
ただ、同社のイアノンCEOは、サイトでの顧客の支出が減少したとしても、広告事業と決済事業で利益を押し上げることができるとの主張を堅持。ブランド品のスニーカーや時計、その他の収集品など、認証が必要な高額商品に経営資源を集中させ、長続きしないランダムな顧客を誘い込むようなプロモーションには、あまり資金を投入しない方針を打ち出している。
時間外で株価は6%下落。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.05ドル(予想:1.04ドル)
・営業収益:25.0億ドル(予想:24.6億ドル)
・総取引額(GMV):194億ドル(予想:193.5億ドル)
(4-6月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.87~0.91ドル(予想:1.02ドル)
・売上高:23.5~24.0億ドル(予想:25.3億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):3.90~4.10ドル(従来:4.20~4.40ドル)(予想:4.35ドル)
・売上高:57~62億ドル(従来:58.1~59億ドル)(予想:58.1億ドル)
(NY時間16:58)時間外
イーベイ<EBAY> 51.03(-3.39 -6.23%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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