金融政策では供給サイドのインフレに対処できない=米国株
NY株式2日(NY時間14:39)
ダウ平均 32565.33(-411.88 -1.25%)
ナスダック 12242.13(-92.51 -0.75%)
CME日経平均先物 26630(大証終比:-180 -0.68%)
NY時間の終盤に入って、米株式市場はリスク回避の雰囲気を強めており、ダウ平均の下げ幅は400ドルを超えている。今週はFOMCが予定されているが、FRBは過去20年で最大の0.50%の大幅利上げを実施することが確実視されている。今週は市場の変動が激しい1週間となりそうな気配もある中で、米株式市場は警戒感を強めている模様。
市場からは、金融政策は消費と投資の減少を通じて需要主導型のインフレを抑制することしかできず、米欧が現在経験している供給主導型のインフレに対しては限られた影響しか及ぼさないとの声も出ている。現在のような環境下で金利が急速に上昇すれば、成長を圧迫し、場合によっては景気後退に陥る可能性があるという。中央銀行が金融政策により、この供給主導型インフレを是正しようとするならば、需要の大幅減速および成長鈍化という代償を支払うしかない。その論理的帰結が景気後退だという。
アップル<AAPL> 153.30(-4.35 -2.76%)
マイクロソフト<MSFT> 277.56(+0.04 +0.01%)
アマゾン<AMZN> 2405.52(-80.11 -3.22%)
アルファベットC<GOOG> 2290.59(-8.74 -0.38%)
テスラ<TSLA> 861.97(-8.80 -1.01%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 202.76(+2.29 +1.14%)
AMD<AMD> 86.02(+0.50 +0.58%)
エヌビディア<NVDA> 187.00(+1.53 +0.82%)
ツイッター<TWTR> 49.33(+0.31 +0.63%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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