ペイパルが決算受け時間外で4%上昇=米国株個別
決済サービスのペイパル<PYPL>が引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、営業収益は予想を上回ったものの、1株利益は予想範囲内となった。アクティブ顧客アカウント数は予想を上回った。総取扱高は3223億ドルと予想を下回っている。ガイダンスも公表し、通期の営業収益、1株利益ともに下方修正している。ただ、時間外で株価は上昇。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.88ドル(予想:0.88ドル)
・営業収益:64.8億ドル(予想:64.0億ドル)
・アクティブ顧客アカウント数:4.29億件(予想:4.27億件)
・アクティブ顧客アカウント増減数:240万件(予想:320万件)
・支払取引件数:51.6億件(予想:50.8億件)
・営業利益率(調整後):+20.7%(予想:+20.4%)
・総取扱高:3229.8億ドル(予想:3231.3億ドル)
ベンモ取扱高:578億ドル(予想:663.6億ドル)
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):約0.86ドル(予想:1.12ドル)
・営業収益:9%(予想:13.6%)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):3.81~3.93ドル(従来:4.60~4.75ドル)(予想:4.62ドル)
・営業収益:11~13%増(従来:15~17%増)(予想:15.3%増)
イーべイ除く:15~17%増(従来:19~21%増)
・総取扱高:13~15%(従来:19~22%)(予想:18.5%)
(NY時間17:55)時間外
ペイパル<PYPL> 86.52(+3.91 +4.73%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。