インテルがドイツに新工場を計画 欧州に360億ドル投資へ=米国株個別
インテル<INTC>はドイツに新工場を設立するなど、欧州の生産拠点に360億ドルを投資する計画を明らかにした。世界的な半導体不足を背景に生産能力の増強を目指す動きが出ている。
同社のゲルシンガーCEOはきょう、欧州で最先端の半導体工場の立地にドイツ北部マクデブルクを選んだと述べ、まず初めに170億ユーロの投資を行う計画を明らかにした。また、同CEOによると、同社は欧州に中長期的に最大800億ユーロを投資する予定だという。フランスの研究開発拠点やアイルランド、イタリア、ポーランド、スペインの工場への投資も計画している。
ドイツの工場は来年上半期に着工し、欧州委員会の承認を経て、2027年の操業開始を見込んでいる。
(NY時間12:14)
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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