ワークデイが決算受け逆行高 サブスク売上高の見通しが予想上回る＝米国株個別

　経営管理アプリを手掛けるワークデイ＜WDAY＞が逆行高。前日引け後に１０－１２月期決算（第４四半期）を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、１株利益は予想を上回った。受注残も予想を上回っている。通期見通しも公表しており、売上高の約９割を占めるサブスクの売上高は５５．５億ドルを見込んでおり、予想を上回った。受注残についても強気な見通しを示している。

　今回の決算を受けてアナリストからの投資判断と目標株価引き上げが伝わっていた。営業利益率および１株利益の大幅な改善は印象的だったとし、最近の株価低迷は良い買い場になると指摘した。

（１０－１２月・第４四半期）
・1株利益（調整後）：0.78ドル（予想：0.72ドル）
・売上高：13.8億ドル（予想：13.6億ドル）
　　サブスク：12.3億ドル（予想：12.2億ドル）
　　プロフェッショナル：1.47億ドル（予想：1.45億ドル）
・受注残：128.1億ドル（予想：119.4億ドル）
・営業利益率（調整後）：17.2％（予想：16.7％）

（通期見通し）
・サブスク売上高：55.5億ドル（54.6億ドル）
・営業利益率（調整後）：18.5％に上方修正

（NY時間14:37）
ワークデイ＜WDAY＞　244.92（+15.87　+6.93%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美