続伸、ウクライナでの武力衝突を警戒=NY原油概況
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=95.46(+2.36 +2.53%)
ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が2.08~2.36ドル高。その他の限月は0.12~1.82ドル高。
ウクライナへのロシア侵攻が迫っているとみられていることが相場を押し上げた。ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟に反対するロシアに対して、米国など西側各国は譲歩する態度を見せておらず、緊迫感が依然として強い。ロシアが侵攻を否定している一方、米国は今週にもロシア軍がウクライナに入る可能性があるとみている。
時間外取引で3月限は95ドルの節目付近まで堅調に推移した後、売りに押されると92.09ドルまで下落。ただ、通常取引開始後は押し目買いが優勢となり、95.82ドルまで2014年9月以来の高値を更新した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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