反発、米原油在庫は7週連続の取り崩しへ=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=81.22(+2.99 +3.82%)
ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が2.97~2.99ドル高。その他の限月は0.92~2.88ドル高。
今週の米エネルギー情報局(EIA)の週報で原油在庫が7週連続の取り崩しとなる見通しであることが相場を押し上げた。新型コロナウイルスのオミクロン株の流行に左右されることなく、需給は引き締まっている期待されている。EIAが月報で今年の米需要見通しを上方修正したことも支援要因。すべての四半期で需要見通しを引き上げており、通年で前回の想定から0.6%増となる日量2059万バレルを見込んでいる。
時間外取引で2月限は堅調。通常取引開始後は80ドルの節目付近で上値が抑えられる場面はあったが買いは失速せず、81.59ドルまで一段高となった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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