NYダウは3日続落、ディズニーの下げが重石に=米国株概況
きょうのNY株式市場でダウ平均は3日続落。終値の前日比は、ダウ工業株30種平均が158.71ドル安の3万5921.23ドル、ナスダック総合指数が81.57高の1万5704.28、S&P500が2.56高の4649.27。
米国ではベテランズデーで債券市場は休場となった。米経済指標の発表もなく、手掛かり材料に乏しい中、個別カウの動きに左右されやすい展開となった。
NYダウはウォルト・ディズニー<DIS>の下げが重石となった。ディズニーは前日の決算発表で、動画配信サービスの契約数の伸び悩みが明らかになったことで売りに押された。クレジットカード大手のビザ<V>の下げもダウの圧迫要因となった。
前日に米長期金利の上昇の影響で大きく売られたナスダックはハイテク株などへの押し目買いの動きなどから反発した。マイクロソフト<MSFT>、エヌビディア<NVDA>、ネットフリックス<NFLX>、BROADCOM LTD<AVGO>が買われた。一方で、アップル<AAPL>やテスラ<TSLA>が売られた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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