ラニーニャ現象が発生 エネルギーや食料供給は一層ひっ迫へ
ラニーニャ現象が太平洋赤道域で発生した模様。カリフォルニア州や南米で干ばつが悪化し、米国と日本の一部では厳冬になる恐れがあり、エネルギーや食料の供給がすでにひっ迫している世界にとってリスクが増しそうだ。ブルームバーグが伝えた。
米気候予測センターはきょう、太平洋赤道域の海面水温が平年より低くなるラニーニャ現象は少なくとも来年2月まで続く公算が大きいと発表。昨年始まったのと同様に今回も影響は穏やかで済む確率は57%だという。ラニーニャ現象が再び発生したと科学者が確定するには数カ月かかる可能性があるが、全ての兆候が発生を示唆している。
執筆者 : MINKABU PRESS
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