ペプシコが決算発表 僅かにポジティブとの評価が多い=米国株個別
ペプシコ<PEP>が取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。一方、ガイダンスも公表されたが、通期の1株利益の見通しは従来と変わらずだった。実質売上高の伸びは上方修正している。
今回の決算を受けたアナリストからの評価は据え置きが多い。インフレとサプライチェーンからの圧力により、営業利益の伸びは売上高のそれを下回った。通期の実質売上高のガイダンスは上方修正されたものの、1株利益は据え置かれたことから、僅かにポジティブだった程度といった評価が多い。株価も小幅高に留まっている。
(7-9月・第3四半期)
・コア1株利益:1.79ドル(予想:1.74ドル)
・売上高:201.9億ドル(予想:193.8億ドル)
・実質売上高の伸び:+9%(予想:+6.25%)
北米フリトレー:+5%(予想+5.33%)
北米クエーカーフーズ:+1%(予想:-2%)
(通期見通し)
・コア1株利益:6.20ドル(従来:6.20ドル)(予想:6.23ドル)
・実質売上高の伸び:+8%(従来:+6%)
(NY時間09:46)
ペプシコ<PEP> 150.84(+0.64 +0.43%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。