中国、規制強化を深く継続して進める方針示唆
中国は経済の広範な分野を規制する取り組みについて、今後5年間、深く継続して進めていくことを示唆した。ブルームバーグが伝えた。中国国務院は11日遅くに発表した声明で、国家安全保障や技術革新、独占禁止を含む分野での法整備に積極的に取り組むと表明。「国を統治する上で極めて必要になる」法的枠組みを改善するためだと説明した。声明では、食品や医薬品、教育など国民の直接的な利益に関わる分野で法執行体制が強化されるとしている。
中国はテクノロジー企業や民間教育産業などへの締め付けを強化し市場を動揺させてきたが、今回の発表は投資家の懸念を一層あおる恐れがある。2025年までとしている今回の指針では、デジタル経済、インターネット金融、人工知能(AI)、ビッグデータとクラウドコンピューティングといった分野で法的枠組みの点検に取り組むよう求めている。
(NY時間12:57)
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執筆者 : MINKABU PRESS
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