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ファイザーが4日ぶり反落 イスラエル当局が予防効果低下と発表=米国株個別

株式 

 ファイザー<PFE>が4日ぶり反落。イスラエル当局はこの数週間、ファイザー製ワクチンの予防効果が低下していると発表。同ワクチンの有効性は6月6日から7月初めの期間に64%と、従来の94%から低下した。ただ、重症化予防の効果は引き続き強力であることが示されている。

 イスラエル当局は、変異ウイルスの「デルタ株」の国内感染拡大を背景に、有効性の低下が観察されたとし、それは6月初頭からの制限措置解除の時期にも重なったという。ただ、感染増加の兆候にもかかわらず、最新データからは重症化を防ぐ効果は認められ、入院予防の効果は従来の97%からは低下したものの、93%と依然として高いとしている。

 ファイザー側はこれについてコメントを控えているが、変異株に対し、一部のケースで有効性の僅かな低下はあるものの、引き続き予防効果があることを示しているとしている。

(NY時間10:22)
ファイザー<PFE> 39.16(-0.57 -1.43%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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