ビットコイン下落で仮想通貨関連も連れ安 FBI回収で逆に土台が揺らぐ=米国株個別
本日の仮想通貨市場は売りが強まっており、ビットコインは一時3万1000ドル付近まで下落する場面がみられた。市場では3万ドルの節目をブレイクするか警戒感が高まっている模様。この動きを受けてコインベース<COIN>やライオット<RIOT>、マラソン・デジタル<MARA>など関連銘柄は軒並み売りに押されている。
米パイプライン運営のコロニアル・パイプラインがハッカーらに身代金として支払ったビットコインの大半を米連邦捜査局(FBI)が取り戻したことが要因として挙げられている。仮想通貨は政府のコントロールを受けないという安心感が柱となっているが、今回の件で、その基本の土台が逆に揺らいだとしている。米司法省の発表によると、FBIはハッカーらが資金移動に使ったデジタルアドレスを発見し、ビットコインを回収することができたという。
(NY時間14:05)
コインベース<COIN> 221.35(-10.10 -4.36%)
ライオット<RIOT> 27.43(-1.39 -4.82%)
マラソン・デジタル<MARA> 23.02(-1.37 -5.62%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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